障がい者グループホーム経営の要諦

事業環境ならびに事業の可能性に記したような時代背景をもとに、各種の障がい者グループホーム事業のFC展開がここ数年増加してきています。しかし、その内容はグループホーム経営の要諦をきちんとフォローしていない内容もあります。
私たちが、経験してきた実績を基にすると、以下のようなポイントが経営上の要諦となります。

  1. まずは施設開所に関してのポイント(立地条件の選択、既存物件使用の場合の物件に関する選別眼、建築上の留意点、新設もしくは改装の経費の考え方等)+融資交渉
  2. 都道府県・市町村の自治体行政に関する情報収集と理解の必要性さらには交渉ポイント行政との連携、実地指導に対する準備と資料の用意
  3. 相談支援員、社会福祉協議会、市町村の福祉課等との関係性の構築
  4. 人的要件として不可欠な「サービス管理責任者」確保ならびに育成のポイント
  5. 職員の採用および教育ならびにマネジメント上のポイント
  6. 運営上のポイント(食事提供、服薬管理、清掃、バイタルチェックはじめ利用者への対応や個人記録の必要性等)
  7. ご利用者へのサービス提供(日常生活支援、各種リクレーション、資金管理、メンタル面のサポート、各種頼まれ事への対応等)
  8. ご利用者のご家族ならびに保護者、保佐人、成年後見人等とのリレーション
  9. 個別請求、国保連請求など
  10. 地域社会との連携、融和など